2021年11月23日火曜日

勝手に芽を出した小松菜を植え替える

我が象形流自然農園の畑のあちこちに勝手に芽を出した小松菜を集めて植え替えるのである。

小松菜は食い残しというのか、育ったものをほっとくと黄色い花が咲いて種ができて、それが散らばってあちこちに勝手に芽を出すのである。

まあ、自然の植物の繁殖であるといえばそうであるが、家庭菜園てなものはホームセンターあるいは農協あるいは種屋さんなどで買ってきた種を蒔くというのがお定まりの作業である。

しかし、そうしなくても育ったものを収穫せずにほっとくと勝手に雑草状態で繁殖するのである。

当たり前である。

それが植物の本来の種の保存であるが、まあ、品種改良で種なしで一代限りの作物もあるので、すべての作物がその限りではないが、とにもかくにもうちの小松菜は畑のあちこちに毎年勝手に芽を出すのである。

しかし、勝手に芽を出すとは言っても雑草とまじって何が何やらわからなくなるので、ひとつひとつ丁寧に掘り起こして植え替えることが毎年のルーティンである。

この場合ルーティンが正しい表現かどうかはわからんが、とにかくルーティンである。

これも家庭菜園の楽しみのひとつであるので、あたしとしては「おー、よしよし、こんなところに出てきたか、ちゃんといい畑に植え替えてやるぞ」というお気持ちであるが、小松菜からすれば元気よく芽を出してこれから育とうとするところを引き抜かれてしまうので、大きなお世話であるかもしれないのである。

30本ほど掘り起こして、それをテミあるいは手箕あるいは千吉、ちなみにうちではゴミトリ箕と呼んでいる箕に集めるとこんな量である。

ものがいわゆる苗であるが、市販の苗とは違いカップもないし根元の土はないので量はこんなもんである。

こんなてきとーな方法で植え替えて大丈夫なのかと思う向きもあろうが、大丈夫である。

何がなんでも完全無農薬有機野菜を食いたいという健康意欲と食い意地に突き動かされた大ベテランアマチュア自作農のノウハウである。

さて、そんなこんなで植え替えた小松菜の皆さんである。

水をたっぷりと差し上げたので気持ちよさそうと思うのはあたしの勝手な思い込みとしても、土起こしをして耕した畑であるので根が張りやすいであろうことは推測に難くないのである。

小松菜は育つと葉が巨大になるので、間隔をもう少し開けた方が良かったかもしれんが、まあ、楽しいご近所付き合いということで下町風情を楽しんでいただきたい。

自分でも何言ってるのかよくわからんが、とにもかくにもこんな具合で勝手に芽を出したあれこれの作物をときどき植え替えすることがあたしの自然農法の農作業のひとつである。

健康長寿を願う気功法あるいは健康法の基本は食である。

象気功

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