園主ご挨拶

おおむね150坪の畑があたしの農園である。

とは言ってもいわゆる家庭菜園であるので、いわゆる農家のようにびっしりと作付けされているということではなく、写真でごらんの通りのある意味スカスカの状態である。

まあ、時期によってはそれなりに作物でにぎわうのであるが、だいたいはこんな状態である。

売るわけでもないので、これでもとても食いきれる量ではなく、食卓はいつも野菜で満杯である。

もちろん、殺虫剤、除草剤等の農薬は一切使わず、化学肥料も一切使わず完全有機肥料である。

自分で作るのであるから、徹底的に身体に悪いものは排除するのは当たり前である。

種もできる限り遺伝子組み換え等のないものを選んでいるが、まあ、極度に神経質になっても身体によろしくない影響を与えて気功的には逆効果になるので、それこそやらないよりマシのあれこれである。

氣道のためにも健康のためにも、できるだけ若く新鮮なものをいただくことがよろしいわけであるので、取ってすぐ食うということを基本とするのである。

いずれにしても氣に溢れたあれこれの若菜をいただけることは、自作農の特権であるし極楽である。

あたしも気功家の端くれであるので、健康長寿が第一義の生活が必定である。

当たり前と言えば当たり前であるので今さら言い張ることでもないが、健康には食である。

何を食うかによって、身体は激変するのである。

激変が言い過ぎでもなんでもないのは、食によっては高脂血症、高血圧、動脈硬化などを引き起こし、心筋梗塞、脳梗塞などで命の危機にさらされることからも分かるわけである。

それではいったい何を食えばいいのかということであるが、現在の食生活では基本的にスーパーなどでお買い物をした食材を使ってお料理してお召し上がりになるわけである。

もちろんカロリーや動物性脂肪分の過剰摂取は論外であるが、食品売り場の生鮮三品以外のグロッサリーと言われる加工品の成分表を見れば一目瞭然であるが、とんでもない量の添加物が使われているのである。

まずは、加工品をできるだけ摂取しないということは基本中の基本である。

また、精肉売り場においては前述した動物性脂肪分の過剰摂取を回避する選択が必要である。

鮮魚売り場においては、水銀、PCBなどの集積を避けるためにマグロなどの大きな回遊魚を避けることが必要である。

さて青果売り場である。

これは野菜を作ってみればわかるが、青果売り場に売ってるような美しい野菜は無農薬では不可能である。

ほとんが虫さんに食べられて穴だらけのぼろぼろになるのである。

虫さんだって食わなきゃ死んでしまうのであるから、こちらがいくら必死でとっても、あちらも必死で食いまくるわけである。

だから、農薬を使わなければ春から秋まで虫取り合戦の毎日になるのである。

そんなことをいわゆるプロの農家がしてる暇はないので、病害も含めて、当然大量の農薬散布となるわけである。

近所の農家で農薬散布の現状をいつも垣間見てるので、あたしゃその野菜を食うのはとても無理である。

また、形のそろった立派な野菜や果物を作るにはあれこれの化学肥料の大量な使用が欠かせない要件である。

そのような極悪な食材の食生活から脱却するためには、自分で野菜や果物を作ってしまうのが手っ取り早い解決法である。

これはあたしのように150坪てな畑を持つことは通常は不可能であるが、自宅の庭の土を入れ替えて耕作しても、数坪のレンタル農地を借りてもそうとうな量の作物が作れるので、農業に目覚める人が増えることを願ってこのブログを制作するのである。

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